ドメインとは、お客様がよく目にするURL(ホームページアドレス)や電子メールアドレスに含まれる下線の部分がドメインになります。
例えば、電子メールを用いて解説すると、お客様が郵便で手紙を送るのに住所が必要なのと同じように、電子メールを送信する場合も相手がインターネット上の「どこ」にいるのか?が必要になってきます。インターネットでも電子メールを送るために郵便局と同じような仕組みがあり、世界中の方に電子メールを送信するためには、「どこの国」の「どこの組織」の「誰」なのかという住所情報が電子メールアドレスの中に必要になってきます。この「どこの国」の「どこの組織」の部分がドメインになります。
ここで、ドメインを解説するために、簡単にインターネットの仕組みについて説明します。インターネットの仕組みは電話とほぼ同じ仕組みになっていると考えてもらっていいと思います。お客様が契約しておられます電話番号は世界中で一つしかない番号であります、インターネットも同じように、ホームページなどを置いておくサーバーには世界中で一つしかないIPアドレスと云う数字の羅列で管理されています。
しかし、このような数字の羅列は覚えにくいために、インターネット上にあるコンピュータに親しみやすく覚えやすい名前を与えるためにDNSというシステムが作られました。電話帳を考えてみてください。電話番号に対応して、会社名や名前が記載されています。この会社名や名前の部分がインターネットでいうドメインになります。
ドメインとは、インターネットにおける世界中で一つしかないお客様の名前になります。
ドメイン | 登録対象 | レジストリ/管理組織 |
---|---|---|
.com | 制限なし | VeriSign |
.net | 制限なし | VeriSign |
.org | 制限なし | PIR |
.edu | 北米の4年制大学・短大 | EDUCAUSE |
.gov | 米国政府機関 | 米国政府 |
.mil | 米軍 | 米軍 |
.int | 国際機関 | ITU(国際電気通信連合) |
.aero | 空輸産業 | SITA |
.biz | 商業利用 | Neulevel |
.coop | 協同組合 | NCBA |
.info | 制限なし | Afilias |
.museum | 博物館、美術館 | MuseDoma |
.name | 個人名登録 | Global Name Registry |
.pro | 会計士、弁護士、医師 | RegistryPro |
.jp | 日本国内に住所をもつ個人、団体、組織 | JPRS |
.co.jp | 株式会社、有限会社、合名会社、合資会社、相互会社、特殊会社、その他の会社及び信用金庫、信用組合、外国会社など日本において登記を行っている組織 | JPRS |
.or.jp | 財団法人、社団法人、医療法人、監査法人、宗教法人、特定非営利活動団体、特殊法人(特殊会社を除く)、農業協同組合、生活協同組合、その他日本国法に基づいて設立された法人、国連等の公的な国際機関、外国政府の在日公館、外国政府機関の在日代表部その他の組織、国連NGOまたはその日本支部 | JPRS |
.ne.jp | 日本国内のネットワークサービス提供者が、不特定または多数の利用者に対して営利または非営利で提供するネットワークサービス | JPRS |
.ac.jp | 学校教育法及び他の法律の規定による学校 大学共同利用機関 大学校 職業訓練校 学校法人 職業訓練法人 | JPRS |
.ad.jp | JPNICの正会員が運用するネットワーク JPNICがインターネットの運用上必要と認めた組織 JPNIC の IP アドレス管理指定事業者 |
JPRS |
.ed.jp | 保育所、幼稚園、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校、専修学校、及び各種学校のうち、主に18歳未満を対象とするもの | JPRS |
.go.jp | 日本国の政府機関、各省庁所轄研究所、特殊法人(特殊会社を除く)[*1] | JPRS |
.gr.jp | 複数の日本に在住する個人または日本国法に基づいて設立された法人で構成される任意団体。 | JPRS |
ドメイン名 | 使用可能文字 | 登録文字数 | その他のルール | |
---|---|---|---|---|
英 数 字 |
.JP | 半角英数字A~Z、0~9 半角のハイフン「-」 |
3~63文字 | 現在申請登録受付中。 いくつでも登録可能。 |
.CO.JP | 登記簿謄本必須。 法人のみ受付可能。 |
|||
.BIZ | 申請登録受付中。 1ドメインを複数申請可能。 |
|||
.INFO | 申請登録受付中。 | |||
.TV | 申請登録受付中。 | |||
.COM | 半角英数字A~Z、0~9 半角のハイフン「-」 |
2~63文字 | 現在申請登録受付中。 いくつでも登録可能。 |
|
.NET | ||||
.ORG | ||||
※先頭と末尾の文字にハイフンは使えません |
ドメイン名 | 使用可能文字 | 登録文字数 | その他のルール | |
---|---|---|---|---|
日 本 語 |
.JP | ひらがな、カタカナ、漢字、 半角英数字A~Z、0~9 半角のハイフン「-」 「・」「ヽ」「ヾ」「ゝ」 「ゞ」「々」「ー」 |
1~15文字 | 現在申請登録受付中。 いくつでも登録可能。 |
.COM | ひらがな、カタカナ、漢字、 半角英数字A~Z、0~9 半角のハイフン「-」 |
1~20文字 | 現在申請登録受付中。 いくつでも登録可能。 |
|
.NET | ||||
.ORG | ||||
※先頭と末尾の文字にハイフンは使えません ※日本語と英数字が混在する場合は日本語ドメインとみなされます。 ※日本語ドメイン名は、メールには使用できません。 |
※ご注意ください
.JPドメインに限り登録期間が複数年(2年以上)でお申し込みの場合は、指定事業者変更をするをご希望される際、一度お支払い済みのドメイン登録料は返金されません。
ドメイン取得とホスティングサービスを行うことによって、独自ドメインでのホームページや電子メールの運用が出来ます。ドメイン名は、契約の更新さえ忘れずに行えば、一生使えるお客様の世界で一つしかないインターネット上での名前(住所)であり、財産になります。
サービスが良いISP(インターネット・サービス・プロバイダー)や安いISPへ変更したとしても、ドメイン名が変わる事はありませんので、同じURL(ホームページアドレス)、同じE-mail(電子メール)アドレスを一生使うことが出来ます。
また、一度知れ渡ったドメイン名は、ISPの変更に伴って変わる事はありませんので、URLが変わるたびに広報活動を再度行うといった無駄がなくなり、コスト削減と広報活動に大きく貢献いたします。
ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)などと契約しますと、無料のサービスとしてホームページ領域がついてくるサービスが良くあります。しかし、こういったサービスのURL(ホームページアドレス)は、
http://www10.abc.ne.jp/~ga-pro/
といったように、ISPのドメイン名にユーザー名を追加した形のURL(ホームページアドレス)になります。お客様への広報活動などを考えた場合、ドメインを取得する事によって、
http://www.ga-pro.com/
といった覚えやすいURLでホームページを運用することが出来ますので、より多くのお客様にホームページを見ていただくことが出来ます。
インターネット(ホームページなど)を用いたビジネス展開やスポーツなどの趣味で仲間を集めたいのであれば、覚えてもらい易いURLすなわちドメイン名は非常に重要な役割をにないます。ドメイン名を取得する事によって、より多くの方にホームページを見てもらえる可能性が生まれます。
ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)などと契約しますと、無料のサービスとしてホームページ領域がついてくるサービスが良くあります。しかし、こういったサービスは、基本的に個人を相手にしているサービスが殆どですので、例えば
http://www10.abc.ne.jp/~ga-pro/
といったように、ISPのドメイン名にユーザー名を追加した形のURL(ホームページアドレス)になります。
企業として情報を発信しているにもかかわらず、個人として情報を発信しているとも受けとられかねません。また、個人が発信している情報にも素晴らしい物が多数あり、信頼性や信用度も高いとは思います。しかし、企業としての信頼性や信用度といった観点から見ると、やはり独自ドメイン、例えば
http://www.ga-pro.com/
などと比べた場合、お客様に与える信頼性や信用度は低く受け取られがちになります。
インターネット(ホームページなど)を用いたビジネス展開やスポーツなどの趣味で仲間を集めたりするうえで、ドメイン名の取得は信頼性や信用度・イメージアップに大きく貢献し、より多くの方にホームページを見てもらえる可能性が生まれます。
ドメインを取得し、ホスティングサービスなどと契約することによって、社員一人一人にメールアドレスを与えることが出来ます。通常のISPサービスだと、
user1@abc.ne.jp
といったメールアドレスになり、社員全員にメールアドレスを与えることが出来ません。ところが、ドメインを取得する事によって、
user1@ga-pro.com
といったように、ga-pro.comという独自ドメイン内で社員一人一人にメールアドレスを与えることが出来ます。社員一人一人にメールアドレスを与えることによって、ITを用いたコミュニケーションを行うことができ、ITへの第一歩を踏み出すことが出来ます。